犬フィラリア予防・ファミリーどうぶつクリニックの方法
The Prevention of the Canine Filaria Disease. The Method of the Family Veterinariy Clinic.
2013・June・1
ファミリーどうぶつクリニックでは次のような犬フィラリア病の予防をしています。
特徴 一番新しいタイプの薬です。
フィラリアのほかに腸内寄生虫の駆除ができます。
ノバルティスという大手の会社が販売を手がけ価格は高いですが安心できます。
副作用の報告も少なく安心して予防に利用できます。
2.注射予防 「プロハートSR−12」というお薬が2012年から日本で認可され使用できます。
一年に一回の注射で簡単に安全に長期の予防ができます。
この注射の成分は内服薬にも用いられているモキデクチンという抗生物質です。
特徴 簡単に長期の予防ができます。
当クリニックでは内服薬一シーズン分(7回)と同じ料金です。
このSR−12はもともとオーストラリアで使用されていた薬です。
効果期間12ヶ月あるという事と副作用がほとんどない特徴があります。
この薬にも大きな欠点があります。海外の物に比べ日本国内価格がベラボーに高いです。
私どもでも今までの料金を維持することが難しく(従来料金だと利益無しに近いです。)料金設定に腐心しています。
ご注意 犬フィラリアの注射予防薬は日本ではモキシデクチン「SR−6」と言う物も販売されています。
このお薬は日本とアメリカ用に販売されています。
お薬の中身は同じプロハート12と同じモキシデクチンです。
このお薬は注射の効果期間が6ヶ月と短く年二回注射が必要です。
また薬の加工の違いからか多くの副作用が報告されており
日本ではほとんど使われなくなっています。
2013年は注射予防(事前検診を含む) 内服予防薬(7回分事前検診を含む) 同じ金額にしました。
(大型犬以上は注射予防は割増料金が必要)
2012年からは仕入れを工夫してリーズナブルな料金でご用意いたします。
お薬の料金は体重によって変わります。
2014年はお薬の価格高騰により最低限の価格改正を予定しています。
内服薬は一回分ずつの処方が可能ですが7回分一括に比べ割高になります。
<事前検査>
ひと夏も過ごしていない幼犬と例年きちんと予防をしている犬は
事前の血液検査が必要ではありません。
現在使用されているフィラリア予防薬は大変効果が高く
獣医師の指示とおりに服薬されている時はこの病気にうつる可能性はほとんどゼロです。
予防をしていない犬や予防歴の不明な成犬は血液検査を受けていただきます。
顕微鏡検査と抗原価測定検査をします。寄生の有無は確実に判定できます。
<薬の安全性>
フィラリアの薬に限らずほとんどの薬は適正に処方されなかったり
体質や体調によってまれに副作用を出す事があります。
フィラリア予防薬はいわゆる殺虫剤でなく寄生虫用の抗生物質です。
この薬は他の薬と比較して安全性の高い事が知られています。
と言って100%安全な薬はありませんので獣医師の指示に従ってご使用下さい。
<コンテンツ>
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